「高校を卒業したら声優になるんだ!」
「勉強なんてやっても無駄!」
そんなふうに思っている声優志望の高校生も多いんじゃないんでしょうか?
ぼくも声優を目指していた高校生の頃は、
「さっさっと卒業してー!学校の勉強なんてムダだよねー」
なんて思っていました
しかし、実際に声優になってみると
高校のとき真面目に勉強をやっておけばよかった・・・
なんて後悔することになったんですよね
このページでは、声優志望の高校生が後悔しないように、学生のうちに真面目にやっておいたほうが良い勉強・教科を紹介します
ただ勉強したほうががいいとか言われても納得出来ないと思いますので、その教科が声優としてどんなふうに役に立つのかも解説していきますね
勉強は面倒くさいけど、自分の夢を叶えるために役に立つと思えば、少しはやる気が出てくるはずですよ!
声優志望の高校生が真面目にやるべき勉強と教科
声優志望の高校生が真面目にやったほうがいい教科は主に3つ!
理由をより詳しく解説していきますね
ちなみに、これから紹介する勉強をした方がいい理由について「プロの声優がアフレコ収録の本番までに準備することを詳しく紹介!」も読んでもらえると、より理解してもらいやすくなると思います
こちらの記事では、声優が台本から読み取るべきことについて詳しく解説しました

国語・現代文|台本を読みこなす
台本を読みこなすためには国語力が必要です
自分が演じるキャラクターが、どうしてこんなセリフを言ったのか理解できないと演じることなんてできません
ようするに声優には読解力が必要ということです
小学校のころの問題に「このときAはどんな気持ちだったのか書きなさい」みたいな問題がありましたよね?
そんな国語の問題をひたすら解いていくのと、台本を理解するのは似ています
台本に書いてある文章から、キャラクターの気持ちをくみ取って表現し、視聴者へ伝えるのが声優の仕事なんですね!
なので読解力が人一倍ないと声優は務まりません
また、映画のアフレコやナレーションなら映像がありますが、アニメには収録時に絵がほとんどありません
アニメでは台本にあるト書きをヒントに演技をすることになります
しかし、ト書きに書いてある表現がどういったことなのかを理解できないと、トンチンカンな演技になってしまうんです
台本に書いてある文章は、声優への指示書みたいなもの
正しく台本を理解するためにも、国語や現代文を真面目に勉強しておいたほうが良いですよ!
漢字|読めない漢字をなくす
もらった台本に読めない漢字があったら、声優は仕事になりませんよね
漢字が読めないということは、台本に書いてあることを声に出せませんもん
なので学生のうちに漢字を勉強しておくのは大切です!
ぼくは漢字が書けないことはあっても、読めないことはないと思っていました
雑誌だったり小説(ラノベ中心でしたが汗)だったりで、漢字が読めないということもあまりなかったんです
ですが、台本には難しい漢字や日常生活ではほとんど使うことのない表現が頻繁に出てくるんです!
映像作品のジャンルは沢山あります
なので歴史物や専門用語がたくさん出てくる作品に出演する機会がいずれあるわけです
そして、そういうジャンルこそ難しい漢字がたくさん出てきたりするんですよね
収録本番に向けて演技の練習をしないといけないのに、漢字の読み方を調べることに時間を使うハメになってしまいます
しかも、漢字の検索って読み方がわからないと部首や画数で検索することになるのでけっこう時間がかかるんです
プロになってから時間をムダにしないためにも、高校生のうちに読める漢字を増やしておいたほうがいいですよ!
今のうちに読めない漢字は、すぐに辞書を引く習慣をつけてみてくださいね
歴史・社会・世界史|物語が深く理解できるようになる
先ほど「映像作品のジャンルは沢山ある」と言いました
なので歴史・社会・世界史を勉強しておくと、プロの声優になってからとても役に立ちます
ファンタジーやSF作品をやりたくて声優を目指している方も多いと思いますが、そういった作品でも歴史・社会・世界史は役に立ちます
たとえば「ガンダム」などのロボットものは、政治が物語に大きく関わってきてますよね
ファンタジー作品は、ほとんどが中世ヨーロッパを参考に世界観が作られていたりします
なので歴史・社会・世界史を勉強しておくことで、物語や世界観への理解が深まり、演技に厚みを出すことができるようになります
世界観を理解できるとアドリブに役立つ
世界観を知らないと困るのが、ガヤ収録のときのアドリブです
ガヤとは街中や学校などのガヤガヤした環境音のこと
実際に声優さんたちがアドリブで演技したものを数テイク録音し、重ねて作られているんですよ!
「なにを喋ってるかわからないんだから、テキトーにやれば良いんでしょ?」
なんて思う方もいると思いますが、実際のガヤは作品の世界観やシチュエーションに合わせたアドリブを収録しているんです
現代の街中というシチュエーションなら誰でもすぐに対応できるかもしれません
しかし、これが江戸時代の町中だとしたらどうでしょう?
庶民がどんな会話をしていたかを知らないと、自由に演技して良いはずなのになにも喋れなくなってしまいます
知識をたくさん持っているだけで、アドリブの幅も広がるということですね!
まとめ|高校で勉強する知識でも声優としての武器になる!
声優志望の高校生が真面目にやるべき勉強と教科について解説してみました
高校で勉強する知識でも声優としての武器にできます
ほかの同年代の声優が知らないようなことを知っていると、演技に活かすことができますし現場で注目してもらえる可能性がグッと大きくなりますよ!
才能だけでは売れっ子になれないのが声優です
少しでも現場で注目してもらえれば、そこから仕事がもらえることだってあります
小さなとこからコツコツやって、売れっ子声優を目指してみてください!
そんな感じ!ではではー!!
高校生が声優になるには?在学中からできることをわかりやすく解説!


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