声優としてとあるオーディオドラマの収録に行ったらすごく大変だったので、その事について書いていきたいと思います
声優って仕事はマジで大変だよ!
その大変さを改めて実感したので少しでも知ってもらえたら嬉しいです
オーディオブックの仕事内容
今回やらせてもらった仕事はAmazonが出してるオーディオブックのようなコンテンツでした
オーディオブックっていうのは、小説やライトノベルなどの書籍を声優さんが読み上げる「聴く」コンテンツです
文書を読まなくても音声で内容を聴くことができるので車の運転をしながらとか、料理しながらとか、寝るときのラジオ代わりとかいった使い方ができるってわけ!
Amazonではハリーポッターを代表とするロングセラー本もオーディオブック化されているので、何か作業をしながら話題の本を読む(聞く)ことができます
今回請け負った仕事内容的には朗読なんだけれど、ラジオドラマとかと同じで役によって声優が違うんですよ
今回は一つの作品の中で2役を演じました!
準備から大変!!
準備段階からがいきなり大変!
よく、ゲームの収録用台本は百科事典並みの厚さだなんて言われているのを聞いたことがあったのだけれど、このオーディオブックの仕事も一緒でした
なんてったって小説一冊分なんだからね!!
ページにして350ページほどありました
台本チェックするだけで大変!
だって、自分が興味を持って手にとったわけではない本を読まないといけないわけだしね
なかなか読む気になれなくて、結局収録1週間前から1日1時間ずつ読むことに
配役されたキャラクターが主要人物だったから、結構なセリフ量でチェックするだけでも相当な時間がかかってしまった
しかも2キャラ!
オーディオブックの仕事は地の文ももちろん音声になるわけなので、担当になった人はものすごい量の文章をチェックしないといけません
一体どれだけ時間がかかるんだろ?
想像もつかないよ!!
休憩なしで7時間!
収録は朝10時から開始
さっさと録音して帰ろうとおもっていたので、勝手に3時間で終わらせる目標を立てていたのだけれど甘かった・・・
収録をしながら僕が録音するより先に収録してあった音声の調整もしていたので、サクサクとは収録が進みませんでした
しかも僕が担当するキャラクターの登場シーンも飛んでいたりするので、その音声が録音されている位置を探すのにも時間がかかってしまう
僕はというとハマって何度も読み間違えてしまうみたいなことはほとんど無く、リテイクがあったとしても3テイクほどでOKがもらえました
比較的サクサクと進めることができたんじゃないかな?
1キャラの収録が終わったところで休憩が入るかなと思っていたんだけどまさかの休憩なし!
スタジオ内には時計が無く、僕も時計やスマホを持ってスタジオに入らなかったので時間を把握できていなかったのだけれど、それがかえって良い方に転んだ気がする!
時間を気にしながら収録していたらこの時点でやる気がなくなっていたかも(笑)
1キャラの収録が終わったときの体感時間が1時間半くらいだったからね!
実際は3時間くらい経っていたんだと思います
昼食を食べることも無く、収録を終わらせてスタジオを出て時計を見ると時間はもう17時になろうとしていました
10時から始めて気づいたら7時間経過って相当集中できていたんだろうな
ときには時計を見ないで目の前の物事に打ち込むってことも大事だと学びました!!
1人でのオーディオブック収録を終えて
僕はひとりぼっちでの収録というのは実は初めてでした
今までは必ず誰かがいたのだけれど、オーディオブックの収録では前後の台詞を少し聞くことができるくらい
しかも自分のペースで進めることができず、エンジニアさんの準備が出来次第どんどん録音していくスタイルだったのでやりづらいところがありました
役としての気持ちの整理が追いつかなかったり、そのシーンの状況が把握できていなかったりといった部分が大変でした
しっかり役作りして仕事に向かったのだけれど、各セリフをもう少し読み込んでいくべきだったと反省
にしても疲れたなー!!
そんな声優の努力の結晶であるオーディオブックが1か月の無料体験もあるのでよかったら聞いてみてください!
聞いているだけで良いので、読書がキライな人でも気軽ラジオ感覚でに楽しめますよ
そんな感じで、ではではー!!


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